地域 三篠公民館×広島市立大学×フレスタ連携 グローバル食育イベント開催【地域学生支援・食育推進活動】

2024年8月18日(日)、広島市西区三篠公民館さんにて、広島市立大学「市大生チャレンジ事業」旅するテーブルinマレーシア を共催いたしました。

広島市立大学 国際学部の学生、留学生のみなさんと交流をし、外国の文化や言葉に触れながら、マレーシアの家庭料理「シーフードナシゴレン」と「ピサン・ゴレン」を作るイベントです。

この「旅するテーブル」には、
まるで食卓ごと世界各国を旅するかのように、子どもたちとテーブルを囲みながら、
世界の料理やそこから見える文化に親しみたいという思いが込められていま
す。

マレーシアについて

まず、留学生のみなさんから、マレーシアの文化、食べ物や宗教、お祭りについて説明していただきました。

マレーシアは、多民族国家であり、文化、宗教、言語が非常に多様です。
宗教は主にイスラム教が国教ですが、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教なども広く信仰されています。

公用語は、マレー語ですが、英語、中国語、タミル語なども広く使用されています。

手に持っているのは、マレーシアのお祭りで着る伝統衣装。
実際に衣装を着てみる体験もしました。

マレー語で簡単な自己紹介も学びます。

私の名前は〇〇です。=「ナマサヤ〇〇.」教えてもらったマレー語を使いながら、留学生のみなさんと交流を深めていきます。

調理実習

マレーシアの文化や言葉に触れた後は調理開始!

まず、ピサン・ゴレンを作っていきます。

ピサン・ゴレンは、ピサン=「バナナ」、ゴレン=「炒める、揚げる」という意味になり、日本でいう揚げバナナになります。

グループごとに分かれて、好きな大きさのバナナを揚げていきます♪

「丸ごと一本にしよう」
「一口サイズにしてみよう」
いろんな大きさのピサン・ゴレンが完成^^
トッピングは、チョコパフとカラースプレー

次に調理するのは、シーフードナシゴレン。

ナシゴレンは、ナシ=「ごはん」という意味になり、先ほどのゴレンと合わせると、炒めたごはん・・・マレーシア式のチャーハンになります!

玉ねぎやにんじんは1cm角、白ネギやにんにくはみじん切りにしていきます。

にんじんは食品ロス削減のため、皮ごと使っていきます。栄養もたっぷり!

野菜を小さく切るのに苦戦しながらも、保護者の方のアドバイスを聞きながら頑張って切っている姿に感動しました。

野菜とえびせんを添えて、彩り綺麗なナシゴレンの完成♪
ジョ・マカン!

教えてもらったマレー語で、「いただきます」をしました^^

食後には、テタレというマレーシアの紅茶をおもてなし。練乳を加えたとても甘いミルクティーです。

テタレは、テ=「紅茶」、タリ=「引く」という意味になります。

紅茶の入れ方に名前の由来があり、お店の人が両手にそれぞれ1個ずつコップを持ち、何度か移し替えるのですが、その動作が紅茶を上に“引く”ように見えることから「テタレ」と呼ぶそうです。

紅茶を飲んだ後は片付けをして、今日一日の感想を共有しました。

「留学生と直接話す機会はなかなかないのでとても勉強になった」「マレーシアについて子供でも分かりやすくクイズを交えながら学べてよかった」「また参加したい」というお声をいただきました。

今回のイベントを通じて、こども達が世界のさまざまな文化や価値観などに触れ、楽しみながら理解を深めることができ、大変うれしく思います。

フレスタでは、今後も異なる文化や価値観を理解・尊重し、普段出会う機会の少ない人々とのつながりを大切に、共に協力して何かを成し遂げる場や機会を提供していきます。


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