環境 モーダルシフトの推進【CO2削減】

モーダルシフトとは?

「モーダルシフト」…聞きなれない言葉かもしれませんが、実はとっても身近でイメージしやすい大事な取り組みなんです。

一つ質問です。どちらが環境に配慮した行動か選んでみてください。
A 家から職場や学校まで個人個人が車で出勤、通学する
B みんなが最寄り駅まで歩き(もしくは自転車)、電車に乗り通勤、通学する

Bの方が環境に配慮した行動ですよね。一人一人が車に乗るより、大勢を一度に運ぶ鉄道の方がCO2排出量を抑えられます(位輸送量(人キロベース)当たりのCO 2 排出量を見ると、鉄道と比べて、自家用乗用車は約9倍の排出量である。出典:国土交通白書)。

モーダルシフトも同じで、環境負荷の大きいトラックなど車の輸送から、鉄道や船舶といった環境負荷の小さい輸送手段に転換することで、輸送にかかるCO2の排出量を大きく削減することができます。

出典:国土交通省 HP モーダルシフトとは

フレスタの取り組み

フレスタでは、2017年度より、環境負荷を低減するためにモーダルシフト(輸送手段の転換)に取り組んでいます。
また、「ラルズ・シジシージャパン・フレスタ モーダルシフト推進協議会」にも参加し農産物などの輸送について、トラックから鉄道へ転換する輸送計画と実績について協議しています。今後も輸送品目の拡大と啓蒙活動を行い、さらなる活性化と計画達成に向けて活動していきます。

■目的
1)高騰を続ける輸送コスト削減と二酸化炭素排出量削減の両立
2)青果物を中心とした品目ごとの計画、実績検証、適正輸送方法の共有、蓄積横展開
3)縮小を続ける生産者規模に対し小売り流通が輸送手段を産地と共に決定する調達物流、流通経路の簡素化、見える化、品質の向上

■輸送品目 ※中国シジシーファーマインド広島含む品目
1)みかん、パイン
2)ごぼう、かぼちゃ、たまねぎ
3)野菜水煮
4)北海道野菜 夏場の冷蔵コンテナによる鮮度保持と二酸化炭素削減

■推進協議会 2021年度合計実績
1,208.5台(前年比108%) ※JR5=5トンコンテナ換算
CO2削減量 323.2トン(従来比約60.4%) ※トラック⇒JRへの変更による削減率

関連する目標

【目標7】 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
【目標7】 エネルギーをみんなにそしてクリーンに

手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

【目標13】 気候変動に具体的な対策を
【目標13】 気候変動に具体的な対策を

気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る

【目標17】 パートナーシップで目標を達成しよう
【目標17】 パートナーシップで目標を達成しよう

持続可能な開発に向けてグローバル・パートナーシップを活性化する