地域 公民館連携事業「チャレンジ!フードロス」を開催【地域学生応援・食育推進活動】
2025年3月16日(日)、美鈴が丘公民館さんにて、環境&食育イベント「チャレンジ!フードロス 楽しく作って、食べて学ぼう」を開催しました。
世界的な社会問題となっている「食品ロス」。お買い物体験とエコクッキングを通して、食品ロスを減らすために今日からできることを一緒に考えるイベントです。

将来の夢は保育士さんや子ども達と係る仕事に就きたい、という元気で明るいメンバーです。
オリジナルクイズで学ぶフードロス
イベントに参加してくれた子ども達は、はじめましてのメンバーがたくさん!
グループに分かれて自己紹介や好きなことをおしゃべりして緊張をほぐしてから、今日のテーマ「フードロス」についてお勉強。

食品ロスとは、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食品のこと。
家庭から出る食品ロスの多くは、食べ残しや消費期限切れ、調理時の過剰除去(食べられる部分まで捨ててしまう)など。食品関連事業者から出る食品ロスの多くは、売れ残りや食べ残し、規格外品(サイズや見た目が販売基準に適していない)などがあります。
美鈴が丘店でお買い物体験
食品ロスについて学んだあとは、フレスタ美鈴が丘店でお買い物体験!
チームごとに配られたお買い物リストをもとに商品を探して、余らないように必要な分量をカゴへ😊


なかには、値引きされ半額になったにんじんを救ってくれたグループも!
みんなフードロスを意識しながらお買い物できていて素晴らしい👏
お野菜まるごとナポリタン作りにチャレンジ
お買い物した商品を公民館に持ち帰り、いざ調理実習スタート!
調理の講師として、広島県健康大使を就任されている野菜ソムリエ上級プロの花井綾美さんをお招きし、野菜の栄養や野菜をまるごと上手に使い切る方法について説明していただきました。

食育文化講演講師、地元野菜を使った野菜料理教室、新聞コラム執筆、食と農のイベント企画など
地産地消、スローフード、食の安全安心などをテーマとしたよりよい食を広める活動を行う。
今回は、その名のとおり、にんじんの皮もピーマンの種もまるごと使ってナポリタンを作っていきます!捨てるのは、玉ねぎの薄皮やピーマンのかたいへたの部分のみ。
それ以外はすべて食べられるなんて驚きですよね。

包丁を使うのが初めてというお子さんも多く、硬いにんじんに苦戦しながらも一生懸命おいしいナポリタンを目指して作業します。
全グループ見事においしそうなナポリタンが完成!みんなでそろっていただきます。
「先生も食べて~!」と自慢の味をおすそ分けしてくれる子も。感動して&みんなの笑顔でナポリタンをほおばる姿に満足してしまい、できあがりの写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました…む、無念😢
さてここで、今回の調理実習で出た野菜ごみの量は…全チーム30グラム以下!
中には、なんと驚異の「0グラム」のチームも!!!
玉ねぎの薄皮も根っこもにんじんのかたいヘタなども全部刻んで炒めちゃいました。「まだいける」「もっと食べられるんじゃない?」と子ども達から出たアイデアです。
私たちスタッフも「玉ねぎの皮は残るだろうな~」と予想していましたが、子ども達の柔軟な発想とチャレンジする姿勢には本当に驚かされます。
お味はもちろん花丸でした💮
環境問題を「じぶんごと」へ
食べ終わった後は、子ども達と一緒にお皿やテーブルの片付けをして、イベントは無事終了!
アンケートには、「フードロスをなくしたいと思った」「皮もぜんぶ使ってフードロスができたし、おいしかった」とうれしいお声をたくさんいただきました。
高校生ボランティアのみなさんからも「フードロスについて学ぶことができるだけでなく、小学生とどのように関わったらよいかなど将来に活かせると思い、参加してよかった」「子どもたちと料理することができて楽しかった」と言っていただき本当にうれしく思います。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
フレスタホールディングスグループでは、子ども達が環境問題をより身近に、「じぶんごと」として捉え、自分にできることは何かを考え行動してみようと思えるイベントに今後も積極的に取り組んでまいります。
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すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
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【目標11】 住み続けられるまちづくりを
都市を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする
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【目標17】 パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発に向けてグローバル・パートナーシップを活性化する