地域 公民館連携事業「こどもごころ食道」の開催【食品ロス削減・食育推進活動】
2025年2月23日(日) 三篠公民館にて、「自分でごはんを作るこどもごころ食道」を開催しました。公民館連携事業として、三篠公民館さん、こどもごころ食道・想さん、フレスタが連携する食育&環境学習イベントです。

献立を考え、買い物、調理、片付けまでをすべて子ども達が行います。
献立を考えるときに登場する食材は、家庭によくあるもの・あまりがちなものなどから。家庭の食品ロスが出る機会を減らすことも開催目的のひとつ。
食品ロスって?
お買い物と調理の前に、まずはグループに分かれて自己紹介。好きなものや朝ごはんは何だった?などコミュニケーションをとり、すこしずつ緊張をほぐしていきます。

続いて、家庭やスーパーで出る食品ロスについてお勉強。
食品ロスとは、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう食品のこと。
家庭から出る食品ロスの多くは、食べ残しや食材の消費期限切れ、調理時に食べられる部分まで捨ててしまうこと。スーパーなど食品関連事業者から出る食品ロスの多くは、売れ残りや食べ残し、規格外品(サイズや見た目が販売基準に適していない)などがあります。

今日のお買い物のポイント「必要な分(使い切れる分)だけ買う」「てまえどりをしてみよう!」を覚え、三篠公民館を飛び出しフレスタ横川本店へGO!
お買い物体験
料理はまず、お買い物から!フレスタ横川本店でお買い物体験を行います。
お買い物リストを見ながら、使う分量を余らないように入数や重さを考えながらカゴに入れていきます。商品ひとつひとつをチェックして、計算をする子ども達の目は真剣そのもの。



お会計後の商品のビニール詰めももちろん自分たちで行います。
食材は全員で分けてもたくさん!スカスカだったエコバックは中身がいっぱいに。みんながんばって持って帰ってくれました(筆者もしっかりお米を抱えて帰ります🍙)
調理スタート!
本日の献立は
・シチュー
・豆腐ハンバーグ
・白玉フルーツポンチ
・ごはん
切る・混ぜる・煮る・焼くなど、工程が多いメニューに。時間内に完成できるかな!?
自分たちで役割分担を決めて、目標時間に向けてどんどん作業開始!スタッフは必要な時だけアドバイスやサポートを行い、子ども達の手で作り上げていきます。



試食時は、保護者の皆さんをお迎えしてみんなで「いただきます」。
保護者の方からは歓声があがり、「子ども達だけでこんなにできるとは思わなかった」「美味しい~!」など、中には涙目になられている方も。
みんなで一生懸命作った料理の味は格別です。
子ども達もたくさんおかわりしてくれて、のこさず完食。のこさず美味しく食べ切ることも、立派なSDGs。
今日の感想は?
食べ終わった後の食器や調理器具の片付けも自分たちで。
片付けをした後は、楽しかったこと、がんばったこと、難しかったことなどを話し合います。ひとりひとり感じ方や挑戦したことが違い、うれしい気持ち・誇らしい気持ちなどを共有し、お互いを認め合える時間になりました。

フレスタでのお買い物体験が楽しかったという声もたくさんあり、
自分たちだけで買い物ができたこと、(余らないように)計算して買うのが難しかったけど楽しかった、など子ども達にとって良い経験と自信につながったことをとてもうれしく思います。

フレスタホールディングスグループでは、こうしたイベントを通して、子どもたちが自分で考え、新たな一歩を踏み出すきっかけになる機会をご提供できるよう今後も積極的に取り組んでまいります。
関連する目標
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【目標4】 質の高い教育をみんなに
すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
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【目標12】 つくる責任つかう責任
持続可能な消費と生産のパターンを確保する
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【目標17】 パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発に向けてグローバル・パートナーシップを活性化する