地域 倉橋ZIMAE×呉市立天応学園×フレスタ お宝とまとドレッシングプロジェクト【産学連携】
広島県呉市にある、呉市立天応学園さんでは総合的な学習の時間で、地域のフードロスを学びながら地域貢献を行うという授業をされています。
また広島県呉市倉橋島の特産「お宝トマト」の生産者と地元のメーカーさんである倉橋ZIMAE様が規格外などを理由にまだ食べられるのに廃棄されるトマトを活用した商品開発を行っており、完成したのが「お宝トマトドレッシング」。
フレスタでも販売しており呉地区で特に人気のあるドレッシングです。
今回天応学園5年生の総合学習テーマ「食品ロスを学ぶ」授業の一環として、地元呉の食材を使った「お宝トマトドレッシング」の広報や販売活動を通じ、SDGsを学びながらそのストーリーと美味しさを地域に伝えて地域貢献を行う
「STOP 食品ロス! ~ふみ出そう!天応から未来へつなく第一歩~」を計画され、実際に地元のマルシェやスーパーマーケットで販売活動をするために必要な考え方、やり方を「お宝トマトドレッシング」を販売しているフレスタに教えてもらおうという声があがり、フレスタに授業の依頼があり、この取り組みに参加させていただくことになりました。

天応学園で授業を行いました
天応学園5年生の皆さんにフレスタのSDGsの考え方や食品ロスへの取り組みについて、2025年8月28日(木)に授業をさせていただきました。
ドレッシングの生産者である倉橋ZIMAE様からは「お宝とまとドレッシング」がどのように作られ、販売されることによって食品ロス削減にどうつながっていくかという授業がありました。
最終目標はフレスタの店舗で実際に生徒さんが「お宝とまとドレッシング」を販売することに決定しました。

自分たちが売る「お宝とまとドレッシング」がどのようなものなのか、どんな味がするのかを知るために試食をしてみました。

天応市民センターでのプレ販売
フレスタでの販売を前に、練習もかねて2025年9月25日(木)に天応市民センターでプレ販売を行いました。
天応市民センターでは定期的に子ども食堂やマルシェが行われており、今回はそのマルシェの一角で「お宝トマトドレッシング」を販売しました。
この日のために授業で学んだことや調べたこと、試食の感想を生かしてのPOP等をつくりお客様にアピールします。ドレッシングの特徴をわかりやすくまとめたPOP、次回の販売につなげるためになぜドレッシングを買ってくれたのか、買わなかったのかのアンケートも用意していました。


生徒さんの活気のある声掛けやアピールで商品がどんどん売れていきます。
売れていくたびに自然とみなさん笑顔になっていきます。

フレスタ呉中央店での販売
いよいよ2025年10月22日(水)にフレスタ呉中央店にてドレッシングの店頭販売を行いました。天応市民センターでのプレ販売を経験したことによって、販促物にさらなる磨きをかけ、自信をもって販売に臨みます。

この日のために販促物もプレ販売の時からさらに改良され、種類も増えていました。


さあいよいよ開始です。店頭でお客さまにアピールしていきます。
パワーアップした手作りの販促物が早速活躍します。

店内でも販促物を使ってアピール。青果売場でドレッシングの試食もお勧めしながら、
「お宝トマトドレッシング」のPRをしていきます。

さらに店内放送も行いました。文章は生徒さんたちが考えてきました。15分おきに店内放送を行いました。店内に生徒さんの声が流れます。

2時間の販売活動を終えて、最後は本日お世話になったフレスタ呉中央店のマネージャーから本日の販売活動についてのお礼と感想のお話も最後までしっかりと聞いていました。

このたびの企画にお声がけいただいた呉市立天応学園の皆さま、倉橋ZIMAE様をはじめとした関係者の皆さまありがとうございました。食品ロスを勉強しながらも地域の方ともふれあえる素敵な取り組みができたと思います。
今後もフレスタでは、地元学校や地域と連携し、学生販売応援等の体験を通じて、広島の食育や笑顔あふれる街づくりに貢献してまいります。
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すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

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【目標17】 パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発に向けてグローバル・パートナーシップを活性化する



