地域 比治山大学短期大学部様連携「エコ料理教室」の開催【食品ロス削減・食育推進活動】
2025年7月11日(金)、比治山大学短期大学部にて、エコ料理教室を開催しました。
世界的な社会問題となっている「食品ロス」を減らすために、私たちが今日からできる取り組みについて、エコ料理教室を通して学び、一緒に考えるイベントです。
参加者は比治山大学短期大学部の学生さんと併設されている比治山大学短期大学部付属幼稚園の保護者の方を含めて20名でした。会場は授業でも使われている教室をお借りしました。

食品ロスについて学ぼう
実習の前に、広島市の作成している資料を使って食品ロスの現状の確認、なぜ食品ロスを減らさないといけないのか、そして家庭でもすぐに取り組める食品ロスの減らし方について学びました。

次は野菜の栄養や食べられる部分、食材を上手に使い切る調理方法について学びました。いかにゴミを出さずに食べきるか、これも食品ロス削減につながる大事な取り組みです。

実習開始
本日作るのは「お野菜まるごとナポリタン」。ニンジンの皮やピーマンの種を捨てずにそのまま使って調理するレシピです。
もう1品は「りんごの白和え with ナッツ」。実は豆腐は食品ロスで捨てられてしまう上位の食材なんです。暑いこの時期にさっぱりと食べられるリンゴと豆腐を使った簡単レシピです。
テーブルごとに分かれて、まずは配られたレシピを確認していきます。その際に作業の順番、役割分担を話し合って決めました。

確認が済んだテーブルから調理に取り掛かります。まずは野菜の下ごしらえから。

パスタを調理していきます。

各テーブル次々と料理が完成していきます。パスタを炒めているのと同時に白和え作りも進んでいました。チームワークの良さが光ります!

完成です!

サプライズでぷるぷるミルクプリンのプレゼント!ひんやりとして夏のデザートにはぴったりですね。

お家で身近にできる食品ロス削減の取り組みにもつながりますよ。
みんなで一緒にいただきます。

みんなで作るとおいしさも格別。食事をしながら保護者の方と学生さんの間で会話も弾みます。作業の手順やごみの量について反省会を始めるテーブルもありました。
でたゴミの量は・・・

参加者の方々からは「これからは野菜を無駄なく使っていこうと思った」「ピーマンの種が全く気にならなかった!おいしかった!」「プリンがプルプルだった」などたくさんのお声をいただきました。食品ロスについても興味を持っていただけたのではないのかと思います。
ご参加いただき、本当にありがとうございました。
フレスタでは、引き続きエコ料理教室等を通じて、食育推進活動、食品ロス削減に向けた取り組みを積極的に取り組んでまいります。
関連する目標
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【目標4】 質の高い教育をみんなに
すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
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【目標12】 つくる責任つかう責任
持続可能な消費と生産のパターンを確保する
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【目標17】 パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発に向けてグローバル・パートナーシップを活性化する