

広島県三原市の「佐木島」に農園はあります。
広島県東部にある港町、三原市の沖合
瀬戸内海の真ん中にある「佐木島」に農園はあります。島は春には感動するほどの美しい桜が咲きます。夏には島全体で運営し、島外から沢山の参加者が来島するトライアスロンが開催されます。
「佐木島」は海に囲まれて、おだやかな自然があり豊かな島です。私たちはそんな豊かな島に美味しいミニトマトを栽培する為のハウスを作りました。
ハウスの従業員の8割が佐木島の島民の方々です。島民の方々の協力を得ながら、美味しいミニトマトを作る為に日々農作業に励んでいます。島民の方々も含め、地域の生産者との連携と関係性を深めていき、地域全体の活性化を担っていきたいと強く思っています。

私たちの栽培する
ミニトマト「スイートルビー」への思い
瀬戸内海の真ん中にある、豊かな島「佐木島」で作るミニトマト。
食べたみなさまが甘い!美味しい!と思っていただける、お子様にも喜んで食べていただける、そんな甘く、美味しいミニトマトを作りたいという思いから、ミニトマトに「スイートルビー」と名付けました。
甘くて、美味しいミニトマトを、販売していただける流通関係者のみなさま、または探していらっしゃる料理関係者のみなさまへ、ご提供させていただきたいと考えております。
甘くて、美味しいを追及するための栽培へのこだわり
「スイートルビー」を栽培しているハウスは、耐候性ハウス高度環境制御システムにより年間を通じて育成管理されています。
また、ミニトマトは中玉種で糖度の高い品種「フルティカ種」を養液栽培と特殊なフィルムを使って行う「アイメック農法」で栽培します。
甘くて、美味しいを追及するために栽培方法にこだわりました。

みなさまに「スイートルビー」を選んでいただくために、
私たちは様々なミニトマト栽培へのこだわりをもっております。
佐木島ファーム謹製「スイートルビー」の様々なこだわりについてお伝えします。

アイメック農法
トマトは本来、アンデス高原地帯原産の植物です。私たちの栽培方法は原産地に近い乾燥地帯の土壌のように、最小限の水分でトマト本来の味を乗せるために、薄いフィルム(@アイメックフィルム)の上で水分ストレスをかけながら栽培する方法「アイメック農法」を採用しています。
アイメックフィルムの上で植物は育ちます。フィルムには無数のナノサイズの穴が開いており、水と養分だけを通します。
根からバクテリアや細菌、ウイルスによる汚染を防ぐことができるため根からの耐病性に優れ、安全な生育が実現できます。
農場の大地と遮断したフィルム農法では、閉鎖環境における微生物やウイルス防御管理がしやすく、ハウス内の衛生管理を徹底できます。

フルティカ種
「スイートルビー」という名前からもわかりますように、甘いトマトがつくりたいという強い思いがあります。その甘いトマトを栽培するために「フルティカ種」をミニトマトとして栽培しています。
「フルティカ種」は高糖度トマトとして7度~8度以上の糖度をもつ品種です。また、果肉は柔らかく、弾力性があり、果皮は薄くて口に残りにくく食感が良い品種でもあります。
周年栽培が可能で、耐病性・耐虫害性が優れており、劣化も少ない品種です。
もともと美味しいフルティカ種をさらに美味しくするために、水と養分しか通さない特殊なフィルムを使うアイメック農法により水や養液を必要以上にあたえないことで、高糖度高栄養価のミニトマトを栽培しています。

ASIAGAPとは
ASIAGAP(アジアギャップ)とはASIA Good Agricultural Practices(アジアの良い農業のやり方)の略です。第三者機関の審査により,食の安全や環境保全に取り組んでいることが確認されて農場に与えられた認証です。
広島アグリネットファームは
「ASIAGAP」を認証取得しました。
私たちは「安心・安全」な生産物をみなさんにお届けすることを目的として「ASIAGAP 青果物 Ver.2」を認証取得いたしました。
今後も適切な農場管理のもと、「安心・安全」な農産物を提供できる,みなさまに信頼される農場運営を継続します。

高度環境制御システムによる
均一な栽培管理と生産性向上
ハウス内の日照時間や温度・湿度及び養液灌データなどの必要なデータ管理とその履歴に基づく分析を行うために、ITネットワークをフル活用した栽培管理システムを導入しています。そのことにより生産性の向上や作業軽減につなげています。 通常の水耕栽培では、使用した養液や水分を廃水として排出しています。私たちの農法は植物に最低限必要な水分しか与えないため、ハウスで使用される養液や水分は、すべて植物に吸収されます。そのため、ハウス内の廃水設備がなくエコな農業です。 同様の生産システムを取り入れた全国の先進農場及び広島県農業技術指導所などの技術的なネットワ-クを密にして安定生産、品質向上に向けて日々栽培技術の向上に取り組んでいます。
お客様の要望に合わせた対応をいたします。

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ギフト形態
品質・味にこだわったミニトマトを選別し、
ギフトBOXで出荷いたします。 -
パック形態
ご要望に合わせた容量のパックも対応させていただきます。
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原体出荷
お客様のご要望に合わせた量目で出荷いたします。
その他の形態での出荷などぜひご相談ください。

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なぜ、農業ビジネスなのか?
私たちは地域の流通小売グループの企業です。
企業の農業参入を国や県が推し進める中、10年ほど前から川下へも進出したいという話がありました。ローカルスーパーだからこそ、その地域で生産した商品をきちんとお客様に提供できるメリットを有しており、その強みを生かして農業に積極的に関与したいと考えました。 -
小売業を取り巻く環境
世の中においても青果物を荷受や仲卸を通さずに取引を行う動きが活発化する中、大手ス-パ-が全国の大型産地の囲い込みを行ったり、天候異変の増加により収穫量が安定しないといった状況がありました。
私たちは安定した農産物の流通、産地の見える化による安心安全の提供を地域の小売企業として行いたいと考えました。 -
フレスタグループとして
地域の流通小売グループとして、農業ビジネスを成功させること。また、地域の生産者との連携・振興・関係性を深めて行くために「広島アグリネットファーム」として農業法人を立ち上げました。
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佐木島での農場開園
ローカルスーパーとして「地域との共生」をはかる意義があります。
島には観光資源が多いことや将来的な島の活性化を目指して、広島県三原市の佐木島で農業を行うことを決めました。観光資源と農業を融合させて、島外のお客様や地域住民に農業に触れていただく農業体験の区画・宿泊施設の設置も視野に入れています。 -
なぜフルティカなのか
タキイ種苗の中玉種である「フルティカ種」は高糖度品種であり、耐病性・耐害虫性をもっています。
また、劣化が少ないといわれ、さらに周年栽培が可能な品種です。全国的にも、この品種の先行事例が散見されるとともに、高付加価値商品の生産・販売に実績があることから「フルティカ種」を選定しました。 -
なぜ養液栽培なのか
今まで、企業が参入する農場の形態は土耕栽培が主流でしたが、デメリットとして、天候異変の影響による農産物の収穫量が不安定なことがあります。
私たちは安定した農産物の収穫、供給の為にハウスでの養液栽培を行います。

私たちの農場は地域と隔離した植物工場ではありません。
佐木島ファームは、その用地選定からハウス建設まで足かけ3年を要しています。
その目的のひとつは地域振興や地域雇用への貢献を通じて、島における新たなビジネスとして計画しました。
私たちは地域行事参加や地域の役割分担を通じて、地域の住民との連携や調和に基づく生産活動を行っております。

リゾートファームを目指して
佐木島の自然は有望な観光資源であり、活用できないかを考えています。
私たちは将来的には農業だけでなく、島外のお客様や地域住民に農業に触れていただく農業体験区画、または宿泊施設の設置も視野に入れています。島の有望な観光資源と農業を融合させ、観光客を呼び込み、地域、佐木島全体の活性化に繋がればと考えています。
